-あなたの帰る場所は何処ですか-
 

ばんそうこ
 
 

「今日はナルト君が任務から帰って来る日だ…。会いに行きたいけどもう6時すぎちゃったし…。どうしようかな…。」
日向ヒナタ16才。日向家の敷地内に一人暮らしをしている。本人は自覚していないが箱入り娘だ。
そのため彼氏であるナルトは度々苦労を重ねている。
『う〜ん…あまり遅くに行くとナルト君に迷惑がかかるし…。』
ヒナタは今日任務から帰って来るナルトに会いに行くか否かを試行錯誤していた。すると…

 

コンコンッ…
 


『だれかな…こんな時間に…。』
「はーい、どなたですか?」
ヒナタが玄関向かいながら考えた。普段夕方近くにヒナタの家に来る人は滅多にいない。
 
ガチャ…

 
「よ!ヒナタ!」
「ナ、ナルト君///!?どうしたのこんな時間に…!」
「ヒナタに会いに来たんだってばよv」
ヒナタが玄関を開けると、そこにはどうやって敷地内に入ったのかナルトがいた。
「たくさん怪我してる…。と、とにかく上がって!」
すぐさまヒナタはナルトを家に入れた。
ナルトはどうやら任務が終わってすぐにヒナタの家に直行して来たらしく、顔や手に無数の擦り傷や切り傷があった。
「ちょっと待っててね、ナルト君。すぐ救急箱取って来るから!」ヒナタはナルトの傷の手当てをするため救急箱をとりにいった。
『ナルト君ってば手当てしてから来ればいいのに…。』
ヒナタはそう考えたが、ナルトからしてみればヒナタに手当てをしてもらいたかったのだ。
「大丈夫…?ナルト君。痛くない…?」
ヒナタは救急箱を取って来ると手早く手当てを始めた。
「全然大丈夫だってばよ!」
「…そういえば…ナルト君、どうやって私の家(日向一族)の敷地に入ったの?」
「今回が任務でたまたまネジと一緒だったからネジに入れてもらったんだってばよ!」
「そっか…ネジ兄さんが入れてくれたんだ。」
「急に来てごめんな、ヒナタ。オレどうしても早くヒナタに会いたくてさ!」
「ナ、ナルト君…///」
ヒナタはナルトの素直な言葉の表現にいつも道理赤くなりつつ手当てを続けた。
「よしっ…!あとは頬ほにばんそうこはっておしまいだよ!ナルト君。」
ヒナタはナルトの頬に絆創膏を貼った。その時、ヒナタはナルトの手が自分の顔添えられたと感じるのと同時に引き寄せられていた。
 
 
 
「え…?」
 
 
 
次の瞬間、ヒナタの目の前にはナルトの伏せた目があった。
ナルトが目を開けると、そこにはいつも道理真っ赤になったヒナタがいた。
「ヒナタってば何回しても赤くなるんだな!ほんっとかわいいってばよw」
「も、もうっ!///ナルト君!///」
ヒナタは真っ赤になって抗議しようとした。…しかしナルトの方が一足早く、ヒナタの手を掴んでいとも簡単に押し倒し、動きを制してしまった。
「ナ、ナルト君!?///」
「オレ、ヒナタがいてくれてよかったってばよ!…ありがとう、ヒナタ。大好きだってばよ…。」
ナルトはそれだけ言うとヒナタにかぶさるように倒れて動かなくなってしまった。
「…?ナルト君…?」ナルトからは規則正しい寝息が聞こえていた。
「疲れてたのかな。…それにしても、何にありがとうって言ったのかな…?ナルト君…。」
ヒナタはナルトに毛布を掛けて、ナルトの寝顔を見ながらつぶやいた。
「ありがとう。は私の台詞だよ…。ナルト君…。」
ヒナタはナルトを見てほほ笑んでいた。


ナルトがヒナタにいいたかった事、それは…
 
 
 
 
―ヒナタ、オレの帰る場所になってくれてありがとう―
 
 
 
                                                       -END-
 
 
 
 
<瑠依Cへ>
初めてナルヒナを書いたから瑠依Cのご希望の甘いナルヒナになっているかどうかが
ものすっごく心配です。
本当にこんなものをキリバンの贈り物にしてすみません(泣
こんなものでも気に入ってくれたら瑠依Cのみどうぞお持ち帰りください…
それではっ、ものすごく情けないですがキリバン444HITおめでとうございました!!
 
 
 
琥珀ちゃんの素敵サイトでキリ番を踏んでしまいましたっっっ!!!(≧▽≦)
こないだネジテンSSを頂いたので今回はナルヒナをお願いしたのですが・・・
かっ可愛い・・・!!!(鼻血
この2人可愛すぎますって!!(;゜∇゜)
ほのぼの萌えーーーっっ!!!///
ナルヒナお願いしてホント良かったと思ってます♪♪
琥珀ちゃんのおかげでナルヒナ熱が上がりました!(笑
キリリク叶えてくださって本当にありがとーございました!!
大切にしますw
 
 
琥珀様(琥珀流風様)の素敵サイトはコチラ

 
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